整備記録

旧車はカーフィルムで快適になる!100%UVカットの高性能フィルム

旧車は窓が大きい

古いクルマは安全基準が緩かったこともあって窓が非常に大きいモデルが多いです。窓の性能も今ほど良いわけではなく日本の都市部の暑さは致命的。今回は私のポルシェ928S4に高性能カーフィルムを施工しましたのでレビューしたいと思います。

UVカットは100%が選べる

カーフィルムの性能はUVカットと遮熱があります。UVは光のエネルギーなので、日焼けを起こしたり素材に当たることで熱を発したりします。

もう一つの断熱は単純に外気の熱をどれくらい通すかです。これらを両方防げるのであればもちろん良いですが、熱に関しては壁でも通すので当然ガラスではもっと通しやすいのは想像できると思います。

そもそも太陽の光エネルギーは凄まじいのでUVが完全にカットされるのとそうで無いものでは大きな違いがあると思います。ポルシェのダッシュボードはレザーパッケージにしなければ昔から安っぽいプラスチックなので、日焼けで割れてしまいます。パーツはあるにはあるのですが、非常に高価なのとやってくれる業者を探すのが大変だったりするのでできれば保存したいです。

素ガラスも可能

UVカットの性能が高いからといってスモークフィルムになるわけではありません。旧車らしい素ガラスの雰囲気を残しながら性能を上げる事が出来ます。基本的にフロントとサイドの計3枚は透過率70%超えが必須ですから、スモークが出来るのはリアのみ。スモークの方が少し値段は安いですし、トランクが丸見えなのが嫌な場合などもあると思うのでその辺りは価値観で決めてみてください。

COBOtectフィルム

私が今回施工をお願いしたのは、COBOtectフィルムです。UV100%カットで、IRも

https://kobotect.jp/

施工が可能なお店もリストアップされていますので探してみてください。

https://kobotect.jp/certification

今回施工したのはこのお店

今回は横浜市内で探して「DELECTO」さんにお願いすることにしました。スタッフの方々の説明もしっかりしており、信頼出来ます。

数人のスタッフがいて施工をしています。2泊くらいの施工だと室内で保管してくれるので安心でした。246沿いで、藤が丘駅からも歩いて5分くらいなので都内からでも行きやすいです。ちなみに、頼めば代車も用意してくれます。結構予約で埋まっているので一ヶ月くらい先になることもあります。

仕上がり

洗車してから施工すると言っていたので単純に綺麗になった感じがします。今回はリア3面をスモークにしました。

フロント3面はCOBOtectの透過率が高いフィルムです。最初にフィルムを決める際に元の窓の透過率を機械で計測しますが、旧車の場合そもそも透過率が高いものが多い(逆に言えば性能が低い)ので透過率を下げた、より性能の高いタイプも選べる場合があります。

少し青みがかったような仕上がりになりますが、ぱっと見は素ガラスです。

反射が凄くて見えにくいですがほぼ透明です。

最後に計測のデータをもらうことができます。車検ではフロント3面のみ最低透過率70%が必要なのでこんな風に計測結果があるとわかりやすいですね。施工したフィルムTSM-90Cの90というのがフィルムの透過率90%を表しています。先に述べたようにこれよりも性能が高い87C(透過率87%)も選択できます。ぱっと見87Cでも変わりませんが色味が少し違うので実物を見て判断してみるのもアリです。私が来店した時にはたまたま両方装着している車両がありましたが、見られるかどうかは運次第です。

費用

今回はリアにCOBOtectよりも断熱性能が高いスモークフィルムを施工しました。

費用は大体17万円ですが、内訳としてはもともとリア3面に貼られているフィルムの剥がし代が1万6千円くらいあるのでフィルム施工だけなら15万円くらいです。結構高かったですね。

実感できるか

結論から言うと、実感はできます。

特に肌に当たる日差しはほとんど日陰になったような感じでした。これならエアコンの効率も上がりそうです。

ただ、内装に当たる日差しは時間が長ければやはり熱を持ってしまうので一度温まってしまうと辛いかもしれません。まぁでもUVによる熱ではなく赤外線による加熱なので日焼けは防げるはずです。

 

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